大腸がん

1.発見

  • 血便が出て、トイレに行く回数が増え、がんかもしれないと思いながらも仕事を優先していた。

 

  • あちこちの科を周ったが「検査の結果は異常なし」と言われ、それでも腫瘍マーカーの値が上がり続け、盲腸らしいと思って切ってみたら、虫垂がんだった。

 

  • 数年間、定期健診で指摘されていた便潜血反応がプラスという表示は気になっていたが、大したことはないと思って、精密検査は受けていなかった。

 

2.治療

  • 副作用で死の不安を感じたが、残りの回数を数えながら頑張った。抗がん剤が終わったときは嬉しかったが、再発の不安は残っている。

 

  • 抗がん剤治療の前に血液検査をして白血球が減っていたりすると延期になる。2回ほど治療を受けられないことがあった。

 

  • 大腸がんの手術、3日後に再手術、更に合併症のための手術、そして約1年後にストーマ閉鎖と転移したがんの治療で4度目の手術を行った。

 

3.再発・転移

  • 手術後約1年経過した。今度はCT検査で肺転移の疑いがあるといわれて、今は抗がん剤を続けて様子を見ている。症状は全くない。

 

4.生活

  • 抗がん剤の副作用で味覚が変化し、食欲がなくなった。体重がどんどん落ちて、しわだらけになった。味覚が戻ったら、体重が戻ってきた。

 

  • ストーマは小腸と大腸に2つで、下の方がたくさん出た。2つもつけているとちょっと疲れることもあった。

 

5.病気との向き合い方

  • がんになる2~3年前から仕事のストレスがあり、がんとわかったときは、やっぱりストレスだなと思った。