相談窓口

がんに関する相談窓口として、がん診療連携拠点病院に設置されている「がん相談支援センター」を掲載しています。どこの地域にお住まいでもご利用可能です。

青森県地図にがん診療連携拠点病院の場所を番号表示した図

番号対応病院※1電話※2
青森県立中央病院(※) 017-726-8435
弘前大学医学部附属病院(※) 0172-39-5174
八戸市立市民病院(※) 0178-72-5111(内線1241)
十和田市立中央病院(※) 0176-23-5121(内線2066)
三沢市立三沢病院(※) 0176-51-1375
むつ総合病院(※)

0175-22-2111(内線3351)

※1 詳細は国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービスのページへリンク。
※2 携帯電話で電話番号のリンクを選択すると電話をかけることができます。

 

○ 青森県がん療養冊子

aomori gan ryouyou hyoushi 2023青森県がん療養冊子(1/2)

aomori gan ryouyou hyoushi 2023青森県がん療養冊子(2/2)

編 集:青森県がん診療連携協議会 相談支援部会
発行元:青森県立中央病院 がん相談支援センター (電話:017-726-8435) 

 

 様々な理由で「がん」という病気について知りたいことができたときに、役に立てて欲しい情報をまとめた冊子です。

 無料で閲覧・ダウンロードすることができますので、是非ご覧ください。

 

 

がんサロン

 がんサロンとは、患者さんやご家族など、同じ立場の人が、がんのことなど気軽に語り合える場です。ここでは、がんサロンを行っている医療機関について掲載しています。(県で把握している医療機関)

 

対応病院※1電話※2
青森県立中央病院 017-726-8435
弘前大学医学部附属病院 0172-39-5174
八戸市立市民病院 0178-72-5148
十和田市立中央病院 0176-23-5121(内線2066)
国立病院機構弘前病院 0172-32-4311

 

※1詳細は、各医療機関のがんサロンのページへリンク。
※2携帯電話で電話番号のリンクを選択すると電話をかけることができます。
参照:がん患者団体一覧(がん患者団体情報について紹介しています。)

 

禁煙治療医療機関

 保険適用で禁煙治療ができる医療機関を紹介します。詳しくは県ホームページ内、「禁煙治療医療機関紹介」ページをご覧ください。

 

がん相談の事例集

今後、事例集を更新していきます。

[全て展開]

相談内容:前立腺がんで内分泌療法を行ってきたが、転移があると説明された。今後の治療方針について、抗がん剤治療かホルモン剤内服の2つを提案された。自分としては副作用のない方法を望んでいる。
回答:どちらを使用しても副作用が起こる可能性はあります。それぞれの特徴的な副作用について、医師や看護師、がん相談員に尋ねてみましょう。その副作用のどちらが、ご自身の生活にとって負担が少ないかを検討してみるとよいでしょう。再発後の治療は、生活の質を重視します。治療開始後に副作用がつらいときは我慢せず、医療者に伝えましょう。
相談内容:禁煙しないと手術(全身麻酔)できませんと言われましたが、どうしてでしょうか。
回答:たばこを吸っている人は、吸っていない人に比べ、全身麻酔による呼吸器合併症や傷の治りが悪くなるなどのリスクが上がると言われています。呼吸器合併症とは、手術中や手術後に起こる、気管支の収縮や、痰、咳の増加、肺炎などのことをいいます。既往歴や病状によりますが、全身麻酔による手術日の4~8週間の禁煙を指導されることが多いようです。
相談内容:去年子宮体がんの手術をしたが、PET-CTの結果進行していた。通院中の病院とは別の病院で最新の放射線治療を受けさせたい。
回答:まずは現在通院している病院の主治医に相談をしましょう。そして、主治医から紹介状(診療情報提供書)を書いてもらい、受診をしてください。
相談内容:大腸がんと診断され手術を勧められている。現在かかっている病院ではなく、がん診療連携拠点病院で手術をしたい。主治医に紹介状を依頼していいものか悩んでいる。
回答:医師へ自分の意思をキチンと伝えましょう。後で後悔しないよう、自分が納得できる病院で手術や治療を受けることは大切なことです。遠慮せずに医師に話してください。
相談内容:A病院宛の紹介状(診療情報提供書)をもらったが、B病院を受診したい。
回答:A病院宛の紹介状(診療情報提供書)で違う病院を受診することはできません。紹介先のA病院を受診するか、B病院宛の紹介状をもらってください。
相談内容:別の病院で治療を受けたいときはどうするか?
回答:紹介状(診療情報提供書)が必要です。現在の主治医に相談をして診療申込みをしてもらってください。
相談内容:乳がんの自己チェックをしてみたら、しこりがあるような気がする。また、乳房が張ると痛みも感じる。
回答:すぐに、医療機関を受診して検査を受けましょう。
相談内容:化学療法を受けているが、副作用が辛いので治療をやめたい。
回答:根治を目標とした抗がん剤治療を行っている場合、治療を中断されるよりも副作用を軽減させて、目標の治療回数を完遂したほうがよいでしょう。どんな副作用があって、どのように生活に支障が出ているのかを医師に伝え、治療方針についてよく相談されることをおすすめします。副作用の経過を記録したメモなどを渡すのもよいでしょう。
相談内容:抗がん剤治療で脱毛があるので、カツラを購入したい。
回答:ご購入する前に、抗がん剤による脱毛には、どんなウィッグ(かつら)が適切か、どんなメーカーがあるのか、価格帯はどれくらいかなど、必要な情報がいくつかあります。がん相談支援センターではパンフレットやカツラの見本を置いてますので、ぜひ相談してみてください。
相談内容:末期の膵臓がんである。丸山ワクチンを注射してくれる病院はないか。
回答:治療を引き受けてくれる医師がいれば、どこの病院・医院でも治療は受けられるようですが、まずは主治医へ相談することをお勧めします。しかし、丸山ワクチンは治験段階のワクチンであり、厚生労働省から承認を得ていません。そのことを踏まえた上で、丸山ワクチンオフィシャルサイト(http://vaccine.nms.ac.jp/)に詳細が出ておりますので、ご確認ください。引き受けてくれる医師が見つからず、お困りの場合は、丸山ワクチン患者・家族の会(http://www.maruwaku.gr.jp/)に相談するのも1つの方法です。
相談内容:がんと診断されたが、病気についての知識がないのでがんに関する情報を得たい。
回答:国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービスで多くの情報を得ることができます。また、各がん診療拠点病院には、国立がん研究センター発行の、各種がんに関する冊子(無料)を置いてあります。がん相談支援センターの相談員から、直接情報を得ることもできます。
相談内容:がんが見つかったときには、末期でした。がん治療はしないで、緩和ケア中心でいきましょうと医師に言われました。納得できないので、セカンドオピニオンを受けたいが、どのようにすればよいでしょうか。
回答:セカンドオピニオンは、主治医以外の専門医に診断や治療方針について意見を求めることをいいます。セカンド・オピニオンを受けられる病院を探す場合は、がん相談支援センターがサポートしてくれます。各医療機関のホームページで検索することもできます。セカンドオピニオンを受けたい病院が決まったら、主治医にその意向を伝えましょう。
相談内容:セカンドオピニオンを申し込みたいと思っているが、セカンドオピニオンを受けることで、今後の診療に支障がでるのではないか。
回答:セカンドオピニオンは患者さんが納得して治療を受けるための仕組みであり、患者さんの当然の権利として認められています。どうしても遠慮してしまいがちですが、多くの医師はそれを認めています。セカンドオピニオンを受けたい気持ちを、主治医に率直に相談しても大丈夫です。
相談内容:現在入院中。他の医者の意見も聞いてみたい。
回答:セカンドオピニオンは、現在の主治医とは別の医師に意見を求めることです。多くの場合、現在かかっている病院と同じ病院のセカンドオピニオン外来を受診することはできません。他の病院のセカンドオピニオン外来の情報を提供いたします。
相談内容:緩和ケア病棟は保険はきくのか。入院生命保険金はもらえるか。
回答:保険証は使えます。入院生命保険金は契約によりますので、契約している保険会社にご連絡ください。
相談内容:ウィッグ(かつら)を購入するための補助制度などはありますか。 
回答:独自で割引を行っているウィッグメーカーはありますが、青森県内では公的な補助制度はありません。比較的安価な商品もありますので、お近くのがん相談支援センターに情報を求めてみるとよいでしょう。無料でレンタルを行っている団体がありますので、参考にしてください。
「夏目雅子ひまわり基金」 連絡先03-3354-7261 http://www.himawari-kikin.com/top.php
相談内容:生活保護申請中だが、生活保護決定前に急に外来受診することになったらどうしたらいいか。
回答:病院では、生活保護申請中と申し出てください。福祉事務所にも病院に行ったことを連絡してください。生活保護申請段階では保険証を見せてください。
相談内容:がんと診断されたが貯蓄もなく仕事もなく医療費を払うことができないと思う。どうしたらいいでしょう。
回答:医療費負担を軽減できる制度や、生活福祉金貸付など、いくつか方法があるかもしれません。通院されている病院の社会福祉士やメディカル・ソーシャルワーカー、お近くのがん相談支援センター、社会福祉協議会、市町村役場など、相談先はあります。まずは、相談してみましょう。
相談内容:妻よりがんで通院中の夫についての相談。「ひとりで病院に来られるようならいいが、どうしても心配。薬の飲み方も覚えていない。できるだけ一人でやってほしいが、本人は「やってもらって当たり前」と思っている。介護疲れで事件が起きるけど、その気持ちがよくわかる。
回答:とにかく、何か困ったときは、家族で抱え込まずに病院の相談支援センターなどに相談をしてください。行動を起こすことです。そうしないとはじまりません。
相談内容:脳腫瘍のため、だんだん歩けなくなってきた。動けるうちに旅行に行きたい。車椅子を貸してくれるところはないか?
回答:介護認定を受けている方であれば、認定結果に応じて車いすをレンタルできます。また、介護認定を受けていない場合は、福祉用具業者で車いすのレンタルを行っているところもありますが、レンタル料は介護認定を受けている方よりも割高です。一時的に必要なのであれば、社会福祉協議会で無料で車いすの貸し出しをしているところもあります。詳しくはお住まいの市町村役場または社会福祉協議会に直接相談してみてください。
相談内容:がんの治療のため入院することになったが、頼れる家族や親戚もおらず、幼い子どもの面倒をみてくれる人がいない。どうしたらよいか。
回答:お住まいの住所を管轄する児童相談所にて、短期入所等の相談にのってもらえます。
◎青森県内の児童相談所
・中央児童相談所
 青森市石江字江渡5-1 017-781-9744
・弘前児童相談所
 弘前市下白銀町14-2 0172-36-7474
・八戸児童相談所
 八戸市尻内町字鴨田7 0178-27-2271
・むつ児童相談所
 むつ市中央1-1-8(~平成28年4月17日) 0175-23-5975
 むつ市中央1-3-33(平成28年4月18日~) 0175-23-5975
・五所川原児童相談所
 五所川原市栄町10 0173-38-1555
・七戸児童相談所
 七戸町字蛇坂55-1 0176-60-8086
相談内容:これから抗がん剤治療を開始する。抗がん剤を2週間使用しても効果がなければ、緩和ケアと言われた。
回答:担当医は命の質も考えていると思います。抗がん剤も効果がなければ、体にとって害にしかなりません。緩和ケアについて知りたい時は、いつでも相談にいらしてください。
相談内容:緩和ケアとはなんですか。
回答:身体だけでなく、気持ちなど様々なつらい症状の緩和を行うことをいいます。その人がその人らしくいられるよう、お薬を用いて治療したり、さまざまなケアを提供することです。決して、終末期のがん患者さんだけが受けるケアでありません。
相談内容:青森県内にも患者会はありますか?
回答:県内にもいくつかがんの患者会があります。詳しくは、本ホームページの「がん患者団体情報」をご覧ください。
相談内容:がんの患者会というものがあると聞きました。患者会とはどのようなものですか?
回答:同じ病気の人やその家族などが集まって、情報を交換したり、お互いに励ましあったり、病気に関する学習会などを行ったりしています。具体的な活動内容は、各会によって異なりますし、会費が必要な場合もありますので、入会にあたっては会則等を確認しておくことが必要です。
  • 仕事との両立