ここでは、青森県立中央病院の5年生存率と、全がん協加盟施設の平均の5年生存率を並べた表を作成し、掲載しています。
以下の説明書きをご覧になった上で、参照してください。
1.5年相対生存率について
がんと診断された場合に、治療でどのくらい生命を救えるかを示す指標です。あるがんと診断された人のうち、5年後に生存している人の割合が、日本人全体※で5年後に生存している人の割合に比べてどのくらい低いかで表します。
※正確には、性別、生まれた年、及び年齢の分布を同じくする日本人集団
2.病期(進展度)について
がんの広がり具合を示す病期(進展度)は、I(1)期、II(2)期、III(3)期、IV(4)期 に分けられます。( I期→II期→III期→IV期の順に病気が進行した状態を表します。)ステージIが初期のころで、II、IIIと進んで、ステージIVは、がんの最も進行した状態です。
3.I期/IV期比について
I期/IV期比が高ければ、進行した状態の患者さんが少なく、低ければ、進行した状態の患者さんが多いことになります。
4.病期判明率について
患者さんの病気の進み具合が、診断時にどのくらい判明したかを示します。
5.追跡率について
この調査では、生存率を計算するために、がんと診断されてから5年後の患者さんの生死状況の確認(予後調査)しています。受診歴等を確認(医療追跡)し、一定期間受診していない患者さんについては役場に問い合わせを行うことがあります(住民票照会)。
追跡率は、患者さんの生死状況の確認ができている割合を示します。
説明書きをお読みになりましたか?