インタビュー：青森県病院事業管理者（青森県立中央病院長） 吉田 茂昭 （2011/2/14）
インタビュー要約
免疫療法というのは２通りあって、全体の免疫を上げる、活性を上げるという療法は基本的には有効でないとされています。
もう１つの、今、有効性が期待されているのは特異的な免疫で、このがんに対して免疫の活性のある部分が、例えば３つ、４つ、５つあったとしたら、それぞれにペプチドを作って、それをそのがんに対してオーダーメイド的に免疫を作っていこうという療法が、今いろいろチャレンジされています。理論的には非常に可能性があって相当期待されているんだと思います。ですが、組み合わせが何通りもあるから実は大変なんですね。いろいろチャレンジしていますが、現時点ではまったく実験段階でしかないと思います。
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