インタビュー:弘前大学大学院医学研究科泌尿器科学講座教授 大山 力 (2011/11/8)

 

 

インタビュー要約

 再発は、どこかに大きな転移巣として出てくるのではなく、PSAが上昇してくるものです。そして、治療後はPSA検査でずっと経過を見ていくので、その際は非常に早い段階でその再発をチェックできます。

 

 早い段階で見つかれば前立腺がんで命を落とすということはまずほとんどありませんので、早い段階に前立腺がんを見つけ、適切な治療を施すというのが推奨されます。

 

 40歳以下の前立腺がんはほとんどなく、50歳以降に増えてきますので、50歳の誕生日が過ぎたら年に1回はPSA検査を受けることをお勧めします。