インタビュー:弘前大学医学部附属病院 呼吸器外科・心臓血管外科 診療准教授 對馬 敬夫 (2011/11/24)

 

    

インタビュー要約

 肺の働きというのは、大気中から酸素を体に取り入れて二酸化炭素として外に排出をする、生命に非常に重要な、呼吸という働きをしている臓器です。

 肺は肋の中に左右2つ、心臓の両脇に連結し、非常に血流量が多く、直接呼吸をするために大気と繋がっていることについて、特色性のある臓器です。

 

 肺がんは日本で死亡者が増え続けているがんであり、難治性のがんの代表です。男性では胃がんを追い抜いて死亡原因の第一位、女性においても大腸がんに次いで現在第二位となっており、まだまだ右肩上がりに死亡者が増えているということで、非常に難しいがんです。