肝臓がんとは、肝臓にできるがんです。

 胃がんや大腸がん、乳がんといった通常のがんとの違いは、そのがんの出来方にあります。胃がんや大腸がんは特別に大きな背景が無くても起こってきますが、肝臓がんの8割から9割の患者さんはウイルス性肝炎という病気を持ち、その上で肝硬変や肝炎になり、そこからがんが起こってきます。

 

 肝臓がん発生の多くの原因がウイルス性肝炎であるという要因が、他のがんと決定的に違うところです。

 

 肝臓がん全般の知識について、弘前大学大学院医学研究科消化器外科学講座教授の袴田健一先生からお話をお伺いしました。

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インタビューにご協力頂いた医師の方々

袴田 健一