インタビュー:弘前大学大学院医学研究科 消化器外科学講座 教授 袴田 健一 (2011/12/15)

 

 

インタビュー要約

 肝臓の機能によって状態によって違いますが、やっぱりお酒です。

 お酒をたくさん飲むのは良くないですし、特にC型肝炎の場合にはお酒で悪くなりますので注意が必要ですね。

 

 また、様々な栄養管理で肝機能を良好に保てることが分かってきており、様々な補助的な薬も開発されています。

 例えば、肝機能が悪くて栄養が下がっている場合、寝る前に夜食を200キロカロリーほど採るだけで肝機能がかなり補助されます。栄養上の治療で肝臓を守り、肝硬変の進展を抑え、ひいては肝がんの発生率を下げるといった取り組みも行われています。

 

 かかりつけの先生と相談して、栄養指導等を行うと、かなり肝臓がんの抑制に動くと思います。