診断時:50歳代前半

インタビュー時:診断から2年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:八戸地域

世帯状況:夫婦のみ

備考: 

下↓の▶ボタンをクリックして音声を聞く事ができます。

 

何か食事が下がらないな、胃に2時間くらい留まっているなというのが気になっていました。それが、春だと思うんですけれども、それでも、胃がんですと言われた10ヶ月前は胃カメラを飲んでいるんです。

 

私は定期健診もまじめに受けているし、人間ドックも3年くらいに、共済の人間ドックですけれども受けていまして、その間にも、首の調子とか肩の調子もすっきりしないので、まずあちこち、病院のデパートのように行っていたんですよね。鍼にもマッサージにも整体にも行っていましたけども、もちろんそこではがんはわからないわけですけれども、10カ月前に胃カメラを飲んで何ともないと言われていましたので、また続けようかなと思っていたんですが、どうも元気がなくなるというのが続いて、どうしようかなと。

 

そして、たまたま友達に言ったんですよね。「このごろ、食事がずっと2時間くらいとどまっているような気がするんだよね」って。そしたら「内科でみてもらいな」って友達がいってくれて、症状がある人は3日以内に胃カメラを飲まないとだめだよと言われて、無理くりスケジュールがびっちりあるところに入れていただいたんよね。

 

自分でカメラの画像を見て汚いなと思ったんです。これはもしかしたら、何かあるかもしれないと思ってはいたんですけども、それから間もなく1週間くらいして、「ぜひ来て」って言われて、これは確実だなと思いました。

 

自分の両親が、がんの経験があるんですけれども、その時点までは胃潰瘍くらいにしか考えていなかったんです。「あぁそうですか」ってまず、「このがんはおそらく内視鏡で取れるようながんじゃないよ」って言われて、「ああ、そうですか」ということで。