発見 / セカンド・オピニオン
担当医以外の医師の意見を聞くこともできます。これを「セカンドオピニオンを聞く」といいます。
ここでは、①診断の確認、②治療方針の確認、③その他の治療方法の確認とその根拠を聞くことができます。
聞いてみたいと思ったら、「セカンドオピニオンを聞きたいので、紹介状やデータをお願いします。」と担当医に伝えましょう。
担当医との関係が悪くならないかと心配になるかもしれませんが、多くの医師はセカンドオピニオンを聞くことは一般的なことと理解していますので、快く資料をつくってくれるはずです。
(各種がんシリーズ 胃がん 受診から診断、治療、経過観察への流れ,編集・発行 国立がんセンターがん対策情報センター,2010.03)
ここでは、主治医以外の医師の意見を参考にしたセカンドオピニオンのトピックを準備しましたが、正式に主治医にセカンドオピニオンを聞きたいと相談をして、主治医以外の医師の意見を聞いた方の語りは現在のところみられませんでした。
厳密なセカンドオピニオンではありませんが、検査をした病院や紹介された病院と違う病院を受診した方は、8名のうち2名いました。この語りは、ほかのトピックでも紹介していますが、ここでも紹介します。紹介された病院と違う病院に入院することを選んだ方は、先生に怒られたことを一生わすれないと話していました。
・もう一度、他の病院に行って、胃腔検査と内視鏡をやりました。(60歳代後半・男性)
・東京の病院に行くと話したら、先生から怒られました。病院は自分で選んで行くんですよ。(60歳代前半・男性)