発見 / 自覚症状と受診のきっかけ
ここでは、胃がんと診断される前の症状、受診するきっかけについての語りを紹介します。今回の体験談では、胃がんと診断される前に、胃の調子がいつもと違うと感じていた方は、8名のうち2名いました。
・すごくみぞおちが病んで痛くて、いやぁと思って病院へ行ったんです。(60歳代前半・男性)
・何か食事が下がらないな、胃に2時間くらい留まっているなというのが気になっていました。(50歳代前半・女性)
8名のうち5名の方は自覚症状はなく、健康診断で再検査をするように結果が届き、胃がんがみつかっていました。
・別におかしいとか、そういうのは全然なかったです。(60歳代後半・男性)
・胃は丈夫な方ではなかったけど、それまでの健診では「異常なし」でした。(50歳代後半・女性)
・毎年検診を受けて4回目、4年目。もう一回やりなさいと通知が来て、病院に行ったら、がんだって。(70歳代前半・男性)
自覚症状がない中、いつも健診をうけている病院で検査をしたら手術が必要かもしれないといわれ、家族のすすめもあり、別の病院で検査をした方もいました。
・もう一度、他の病院に行って、胃腔検査と内視鏡をしました。(60歳代後半・男性)
診断される前に自覚症状がなかったと思っていた方の中にも、思い出してみると疲れやすかったと感じていた方もいました。
・あとで考えれば、ちょっと疲れやすかったかなということはありました。(50歳代前半・女性)
・ちょっと疲れるけど、これは散歩している関係かなと思って、別に考えていなかったんですよ。(60歳代後半・男性)