診断時:50歳代前半 インタビュー時:診断から16年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:青森地域 世帯状況: 備考: |
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すごく落ち込むということよりも、先生も「初期ですよ。治りますからね」と説得してくださったので、その点はわりかしスムースに、自分でも不思議なくらい落ち着いていましたし、あまりワイワイ、どうしよう、どうしようというふうにはあまり思わなかったんです。
こっちではよく、そういうふうな運命になってるよということを、こっちの言葉で「あだわいできてる」っていう言葉があるんですけれども、津軽弁ですけれどもね、そういう運命にあるんだよということを、私、ばあちゃんっこで、そういう話がちょこちょこと耳にあって、別に私、何者でもないんですけれども、人間って生まれたときから、そういうふうにして何かに「あだわいできている」ということが、運命づけられているんだよということがあるっていうから、わりかしそれを素直に受けるほうで、あまり自分でかき分けて何かをするということはあまりないんですけども、受けるほうは素直に受けるほうなんです。
だから、そういう点では、あまり慌てることもなく。