診断時:60歳代後半

インタビュー時:診断から3年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:

備考:大腸がんも発病 

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今度は外科のほうで胃の透視の検査をしたら、大きさを見るには内視鏡ではだめなんだそうです。それで胃の透視の普通のバリウムみたいので診たら、「先生、大きさはどうなんですか」と聞いたら、「大、中、小でいったら中くらいだな」ということで、摘出は可能ですよということで言われましたね。その摘出可能と言われて、私は単純に、一部切除という感じでずっと過ごしてきたんですよ。その部分だけ切るんだからということでいました。


6月(上旬)に入院しまして、すぐに心電図、心肺機能、レントゲン、血圧、体温、血液検査をしまして、6月(上旬)には左足のつけ根から採血したみたいです。6月(上旬)に担当医から、手術に関する説明というレクチャーというんですか、そういうのがあって、これは病名は胃がんというふうなことで、この担当医の場合は外科の胃がんだけを主としていました。方法としては胃を全摘、その際、胆嚢とひ臓も摘出ということで言われましたね。それの対する効果はどうなのかということで、これはがんからの解放だということで、あとは、合併症は何があるのかというと、出血とか、肺とか肛門付随とかって、そのときはもう、頭の中がパニックで。


――そうですね。

 

半分くらいで終わると思っていたのが、全摘と言われたほかに、胆嚢とひ臓も何で取らねばまいねんだがなという(何で取らないといけないのかなと)思ったけども、これに関することなんて気が動転して、先生になして取ねばまいねんだ(何で取らないといけないのか)ということを聞く時間も何もなかったように記憶しています。6月(中旬)は麻酔科の先生の問診で、点滴中に麻酔を注入するとか背中に注射するとか,挿管をするとか、手術の予定は(翌日)の13時ですよというふうなことを言われましたね。