診断時:50歳代後半

インタビュー時:診断から5年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:八戸地域

世帯状況:義姉夫婦と同居

備考: 

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消化器内科の先生に詳しく診てもらって、事後の説明も、検査結果の説明もすごくわかりやすく対応していただいて、「できるだけのことはさせてもらいますから」と心強い言葉をいただいて、検査のときも立ち会ってくれたそうで、私はよくわからないんだけども、うちの旦那が言っていましたね。いい先生で説明もきちんとしてくれました。


――説明を十分に受けたという感じで……。

 

今で言う、インフォームド・コンセントです。

 

――わかりやすく、ちゃんと説明してくださったということですね。じゃあ、納得できたということですね。手術はどんな手術だったんですか?

 

3分の1を残す手術で、全摘ではなかったんですけども、そういった手術でした。

 

――3分の1を残して3分の2を取ったわけですけども、そのときはどうして3分の1を残してとかは、先生はどのように説明していましたか。


がんができた部分が食道側じゃなくて、十二指腸寄りのほうだったので、予防的にリンパ節とか転移しているとだめなのでということだったんですが、全摘しなくても、少しでも残しておいたほうが後々、食事を摂るためにはあったほうがいいということでした。実際にそれを切り取った病片を見て、病理組織の検査に出してみないとステージがどの程度のレベルなのかわからないけどもということで、4時間くらい手術にはかかったみたいです。