診断時:50歳代前半 インタビュー時:診断から16年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:青森地域 世帯状況: 備考: |
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それも私は自分で家から来たときから入ってたのは、特約とかついている、ああいう小さい字で書いてあるのはちゃんと見たわけでもないし、入ったときは結構早かったもので、そんなに詳しく聞いて入っていたわけではないんですけども、何年か前に保険会社が随分つぶれた時代があるじゃないですか。その会社もなんか怪しいと言われたときに、私が手術して3年目ぐらいだったんです。うちの人も、何もなくなるより解約したほうがいいんでない?と言われて、友達と一緒に行ってもらって、その話をしましたら、その証書を見て、特約がついているので、これ、がんの病気にも別につくんですっていうような話だったんです。
私はそれを知らないし、私らのころはほとんど診断書に「腫瘍」と書いてあるんです。「がん」とは書いてないんです。「でも私、3年もたってるのであれなんです」と言ったら、「いや、それでも出るんです」って課長さんが出てきて、「えっ、そうですか」なんて言って、棚からぼたもちだったんですけど。そしたら、病院の部長先生に「もう一回診断書を書いてくれと言われました」って言ったら、「何言ってるんだ。こういうふうにして書くということは、がんだっていうことを見る人が見ればちゃんとわかるようになってるのに、今また何千円も出して診断書を書くなんて、もし言ってだめだって言ったら、私に電話かけてよこせ。私がちゃんと言ってあげるから」って言われて、そのまま言ったら、すんなり何十万円も下りたんです。そういうことがありました。