診断時:50歳代後半

インタビュー時:診断から5年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:夫婦のみ

備考: 

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まず最初は、前立腺ということで、ちょっと陰部がかゆくなったんです。泌尿器科のほうに行ってみたほうがいいかなと思ってね。ずっと昔にもなって、下着にこすれて赤くなったことがあったんです。そういったことがあったものですから、塗り薬でももらおうかと思って行ったんですよ。そしたら、待合室にPSAというのがあったんです。前立腺に対する若干の知識はあったので、あれ、うちの祖父が何かその(前立腺がんだった)ような感じがしたなと。何でわかったかというと、先ほど(アンケートに)クエスチョンマークをつけたのは、長い間入院していたんです。それは昔の結核で入院したんですけど、なかなか治らないでずっと長い間、何年も何年も入院したんです。あるとき見舞いに行ったときに、布団からチラッと見えたんですよ。男性のところに包帯してあるんです。私、まだ幼いというか、ある程度のことがわかるぐらい年齢で、それを見たときに、何であそこに、あら、変だと思ったんです。ずっと治らないで、治らないで、どうしたものだか何かで退院して、自宅で亡くなったんです。

その後、私の長兄がその(前立腺)がんで亡くなったんです。そして、ちょっと調べてみたら、遺伝性が強いんだなということで、それでPSAを見たときに、どういうふうなことをするのかなと思って、受付で聞いたんです。そしたら血液を採るだけですと言われました。

私、体が弱いんです。薬もいっぱい飲んでいますし、検査を非常に多くやっていますし、市とか県とかでいろいろ健康診断が来るじゃないですか。年に1回のあれ(健診)にも確実に行っていますし、職場でも健康診断、各項目全部やることにして、健康診断は退職してからも、したほうがいいなと思いまして、健康診断についてはきちんとやっていました。そういう関係もあったので、じゃあ、これも検査してみようかなと。PSAの検査は普通の検査にありませんよね。これもやってみるかなと思ったのがきっかけです。

それで、やりました。やったら1週間後に、開業医のところで、マーカーが4.12と言われたんです。大体のところみたいですけど、4から10までがグレーゾーンといって、その先生曰く、話をすれば気にするといけないから、話をしようか、しまいか迷ったんだそうです。4から10の間ですから。でも、そういうふうに出たということは、話しておかなきゃならないということで話をした。それじゃということで、3カ月に1回ずつ、おじいちゃんと兄とがかかったということも話していますので、継続してやってみましょうということでやったんです。