治療 / セカンド・オピニオン
セカンド・オピニオンとは、患者が診断や治療法について主治医以外の医師に意見を聞くことです。専門のセカンド・オピニオン外来を設けている病院もあり、受診する場合はまず主治医から今までの検査・診断の結果の資料を提供してもらい、それを持って別の医師の意見を聞くことになります。しかし一般的には、それだけでなく、単に別の病院を受診することも広くセカンド・オピニオンと捉えられています。
今回インタビューした体験者の中には、主治医には言わずに別の病院を受診した方もいましたし、主治医に話して他の病院を受診した方もいました。また、検査結果のコピーなどにお金がかかっても、セカンド・オピニオン外来のほうが結果が出るまでの時間が短縮されると語る方もいました。
●知人から「前立腺の権威」と聞いた東京の大学病院に行ったが診断は同じだった(60歳代前半・男性)
●別の病院に行こうとしたら病院スタッフが難色を示した感じがした。セカンド・オピニオンへの対応は医師やその機関によって違いがあると痛感した(50歳代後半・男性)