関係 / 家族との関係
前立腺がんの告知を受けたとき、そして入院したとき、治療を続けている今も、どのようなご家族との関係をもたれているのでしょうか。それは皆さんの状況によって、ずいぶんと違ったものでした。
家族がとても気を遣っているとこたえた方も、反対に普段のとおりにふるまっているとこたえた方もいます。また、家族みんなで協力したと話してくれた方もいました。
●母も姉も体調が良くないのに、私に負担をかけないようにしているんです(50歳代後半・男性)
●妻も子もべつに驚かず、生活もそんなに変わらなかった(60歳代後半・男性)
●暗くなってもしようがないから明るく治療に専念しようと、そうやって家族とやってきたんです(50歳代前半・男性)(テキストのみ)
●きっと家族は私に意識をさせない気遣いをしているんだなと思っています(60歳代後半・男性)
ご本人自身がご家族の看病をしていたので、うまくタイミングを合わせて同じ時期に入院した方、財産分与などについて遺言状のようなものを書いている方、など、より具体的にしたことやしていることをお話くださる方もいました。
●自分でおやじの面倒も見ているので、私、手術するとなると、おやじが大変になるのさ(60歳代前半・男性)
●一応、遺言みたいなのを書いて、毎年書き換えてるけどね、すっきりするよ(60歳代前半・男性)