診断時:50歳代前半 インタビュー時:診断から1年以内(2009年) 性別:男性 保健医療圏:青森地域 世帯状況:親子 備考: |
――ご家族はどういったサポートをしてくださりました?
家族は、初めは、なったときは暗かったですよ。なったものはしようがないから、あまり暗くならないで、ゲラゲラは笑えなかったけども、話をしたり、なったものはしようがないんだからと。あと、いろいろ治療して治っていくのを見るしかないと思って、そういうあれで話をしてきました。治療して、いろんなことを考えないで、治療して治すほうに専念していくことだけ頭に入れて、家族とかと話してました。あまり暗くなってても、もうなってしまったのはしようがないんだから、明るく治療のほうに専念していったほうがいいなと思って。暗くなっていれば、また別な病気も出てくると大変だから。前立腺なら前立腺だけ、治療して早く完治しようと。暗くしていれば、別な病気も出れば大変だからと、そうやって家族とやってきたんです。
――奥さんやお子さんにも、がんになったということはご自身から?
かが(奥さん)と私だけです。あと、兄貴と弟は覚えてるけど、子供たちに教えてないです。
――今でも?
言ってないです。