生活 / 要望・メッセージ
診断、治療、入院、通院などを通して、体験者の方はさまざまな問題意識や要望を感じていらっしゃいました。
医療スタッフや病院への要望と、一般の方へのメッセージを、ここでご紹介します。
病院や医療のシステムとして、泌尿器科の専任の看護師がいるとよいという意見や、検診を受けられるがんの種類が増えるといい、といった意見がありました。
病院には病気に関するさまざまなパンフレットがありますが、前立腺がんのパンフレットに載っている基準値について、個人差を考慮する方がよいというお話もありました。
●今までよりも多くの種類のがんの検診をスムーズに受けられるようなシステムがあるとよい(50歳代後半・男性)
前立腺がんの体験を通して、検査や検診を受けた方がいいと改めて感じたという方がいらっしゃいました。
より多くの人が検査や検診を受けやすくなるように、情報のPRを行う、相談窓口を設けるという提案がありました。
また、検査の基準値に関して、個人差を考慮して検討する必要があるのではないか、という意見がありました。
●検査はやった方がいいと今回つくづく思った(60歳代後半・男性)
●前立腺がんの検診は採血だけでできるということを大々的にPRする必要がある。局部の検査を受けると思ってやらない人がいると思う(60歳代後半・男性)
●前立腺がんの疑いがあった時に、早めに健康診断を受けたり家庭医に相談できる窓口があるとよい(70歳代後半・男性)