診断時:60歳代後半

インタビュー時:診断から5年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:3世帯以上

備考:

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ただやっぱり、前立腺というのは泌尿器科の病気だということで、泌尿器科というと、診察を受けるにもあまりいい格好じゃないと。そういったこと程度で。私、そのことで1つ今思っていることがあるんです。というのは、今、PSAの検診がどのくらいの率で進んでいるのかわかりませんけれども、少なくとも今の前立腺の検診は、みんな勧められるけれども、泌尿器科だということでちょっと、という人がいるんじゃないのかなと思うんですよね。別に局部を見せるわけじゃないし、前立腺の検診は血液の採血だけでできるんですよというRRは大々的にやる必要があるんじゃないかと思うんです。私もあれ、例えば、泌尿器科に行って何々の検査だということであれば、やらなかったと思いますね。

私も勤めているときは毎年健康診断をやりますよね。そのときに、尿に血液がちょっと混じってるから検査してくださいとよく言われるわけです。毎年なんです。ところが、やってみると何でもない。3年か4年に1回は行くのですけれども、そのときはとても嫌な検査なんですね。局部を何かやって、膀胱のほうに検査の器具をやられる。前立腺の検査というのは、そういう頭がみんなあるんじゃないかと思うんですね。本当に簡単にできる、しかも、それも採血だけでいいと。それはちょこっとは書いていますけど、もっと大きく、本当にこれで命が救えるというのを大々的にPRする必要があると思いますね。そうすれば、検診の率もかなり上がるんじゃないかなという気がしていますね。申しわけ程度ですものね、採血するだけでいいとかって書いてあるのがね。