診断時:60歳代前半 インタビュー時:診断から6年(2009年) 性別:男性 保健医療圏:青森地域 世帯状況:夫婦のみ 備考: |
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――奥様とそういうことについては話されたんですか。将来とか、やがて訪れる死についてとか、病気のことについて、奥様とじっくりお話しされました?
いや、それは「お父さん、生きてる間に財産とかそういうのちゃんとやっていってけねば(やっていってくれないと)だめだよ」とは言われたよね。
――財産とかちゃんとやっていってと?
財産分与とかそういうのね。「あとでいざこざあれば困るからさ」って。
――おやりになったんですか?
一応、遺言みたいなのを書いて、毎年書き換えてるけどね。(笑)この株は長男とか、こっちは次男にやるとか。
――そういうのを書いてるときって、どんなお気持ちですか。
やっぱり、あるんだから、長男さだけやらないで、お互い同じくやったほうが、あとあといいんでないかなと。
――書いて決めておくと、少しはすっきりしますか?
やっぱりすっきりするよ、すっきりする。そして、とにかくあるお金は家内に半分だよと。あとは2人で分けろと。それほどあるわけでもないけど。(笑)