診断時:50歳代後半 インタビュー時:診断から5年(2009年) 性別:男性 保健医療圏:青森地域 世帯状況:夫婦のみ 備考: |
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ずっと肥大の薬でしたか、あまり先生は何の薬とか言わないんですけど、今、インターネットでも本でもあるじゃないですか。見てみたら、肥大とか利尿作用とかの薬、あまり詳しくは……。そして、ずっと(PSAの値を)測っていったんです。それが16年8月です。測っていったら、17年2月に4が6になったんです。2ポイント上がったんです。それで、先生が(B病院で)検査してみたらどうですかと、針生検というのがあるんですけれども、それをやってみたらどうですかと言われたんです。えっ?と思って、6で?と。4から10までの間でもそうだと言うから、それで行ったんです。2泊3日の入院でやりました。そしたら、12カ所から採った中で1カ所見つかりました。それが高分化でした。グリーソン値(注2)というのですか、2プラス2だと。それは確かにがん細胞です。ただ、正常細胞に非常に近い、おとなしいがんですので、このまま行く人もあるんだそうです。無治療で、年いった人が多いあれですから、昔は平均年齢が少なかったからわからないで死んだ方がいっぱいいらっしゃったと。そういった話で、CTとか骨シンチグラフィだとか全部やりましたが、転移もない。
(注2) 前立腺がんの悪性度を5段階の点数で表したもので、数字が大きいほど悪性度が高くなります※1。