診断時:60歳代後半

インタビュー時:診断から5年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:3世帯以上

備考: 

下↓の▶ボタンをクリックして音声を聞く事ができます。

 

やはり、いくら平静をよそおっていても、がんだという宣告を受けたとき、動揺までいかなくても、よその人ほど深刻でなくても、これはいよいよ来たかという感じですね。手術の前は、先生は細心の注意をしてやるけども、今の後遺症のことは、どうしても出る人がよげ(たくさん)だということを言われて、治るには治るけれども、かなりの期間はそういった後遺症が尾を引くということは言われました。そのことのほうが、だから、先生に言ったかどうかわかりませんけれども、「いや、少しぐらいのことなら残してもいいから、あまり後遺症がないように」ということぐらい言ったかもしれませんね。太く短くでもないですけど、何もできないような状況になってジタバタしててもしようがないなという感じもないこともなかったんです。結果が非常に良かったから何だかんだベラベラ言えるのかもしれませんけれども、とにかく治る、治らないよりも後遺症ということでしたね。