例えばA温泉だとか、聞いたことありますか？　A温泉というB県の。

――A？

がんに非常に効き目があるということで。実は私もそこへ年２回、湯治に行ってるんです。

――それは今も？

今も。来月も行きます。ここはものすごくきついお湯なんです。何湯というんでしょうか、鉄類なんかは全部錆びてしまうような。それに、あそこはホクトウ石といって、ラジウムの岩盤浴があるんです。それがいいらしいんです。そこに１回大体２週間ぐらいずつ、年２回行っています。実際効き目はどうかわかりませんけれども、ただ、行っている人はすごい人ばかり行っています。完全に見放されて、でも、５年も６年も生きているとか、すごい闘病の経験のある人がいっぱい来ています。それから見れば、私は軽いほうだなと思っています。世の中には、今、治療しておって、お湯に入って、明日また検査をして、また戻ってくるんだと。検査のために一回帰ってまた戻ってくるんだという人もいます。ここでやった後検査をすれば、非常に数値がいい。あるいは、前立腺だけでなくて、さまざまながん細胞の数値が出るんでしょうね。そういう話をよく知っていますね。ですから、何が効いているのか、今、病院からもらっている薬は確かに一番効いているでしょうけど、何よりも苦しい自覚症状がないということが効いている証かなと思っています。