診断時:60歳代後半

インタビュー時:診断から5年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:3世帯以上

備考: 

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私の妹が3年前に亡くなる前に、実は、自己血液の活性化免疫療法(※)という治療があるんですよね。それが非常に有効だという人もいるし、そうじゃないというのもあります。私の妹が、病院で手の施しようがないと言われてから、実はその治療を受けたんです。

 

やったときに、再発してわかったときには、大体あと3カ月だと言われておったのが、3カ月よりさらに6カ月延びました。その影響かどうかはわかりません。わかりませんけれども、自分の血液を採って、赤血球を培養して2週間後にまた戻すんですよね。それを3カ月で6回やるのかな。

 

そういったのを実は覚えておったものですから、手術した後、主治医に「こういったのはどうでしょうか」と相談したんです。主治医は「それはまやかしの治療ではないが、年も年だから、効くともやったほうがいいとも言えない」と。かなりその本が出ているんです。特に、V研究所か何かですね。東京のWクリニックというところで、大学の先生なんかと共同研究チームで、ただ、保険は効かないですね。

 

――活性化免疫療法?

要するに、自由診療なんですね。自由診療で、そういった意味では、私もこの病気をしてみて、自由診療と保険診療のなわばりの、そういったのはおかしいなと強く感じていたんですけど、それをやったんです。実は、手術をして2カ月後です。8月に手術をして10月に、その治療を受けるのに東京へ行ったんです。Wクリニックへ行きました。血液なんかも正常だし、こういったのに治療すると非常に効果があるだろうなといった話だったんです。結局やることにして、2、3回ぐらい行きましたかね。何てことはない、血液を採って、ある研究所で培養してまた戻すという繰り返しなものですから、結局、東京へそのたびに行って、診療所にいるだけです。

 

青森県内にはそれをやっている人も、協力している病院もない。岩手県に1カ所あったんですね。要するに、そこで採血して、東京へ送って、またそこへ戻して、そこで私が点滴を受ける。盛岡で治療することに……、そこは点滴と注射だけです。私から採った血液を東京へ送って、2週間にはまた点滴をして、また血液を採るといったことです。

 

それを3カ月やって、そのときから経過はいいものですから、じゃあ、1カ月おきにしますかということで、1カ月おきに2回ぐらいやったのかな。それから、2カ月おきに2回ぐらいかな。計10回やったことになるのかな。

 

※ 免疫細胞療法のこと。試験的医療であり効果と副作用についての評価は定まっていません。

〈参照〉

独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター

がん情報サービス 免疫療法

http://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/immunotherapy.html