診断時:60歳代前半

インタビュー時:診断から7年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:親子

備考:大腸がんも発病

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「先生、犯人はどこにいるんですか」「わからない」って。ずっと上がって、今年の初めにやったら、また1.8ぐらいまで上がったんですよ。どっかにいるんだぞと。もうちょっと薬を飲んで、もうちょっと見ようということにして、このときからは、3カ月に1回ずつになっていますから、血を採って、わずかずつ上がってきてるから、おかしいなと。MRIをもう一回撮ろうということで行ったら、「出た」と言うわけ。親指ぐらいのやつが2つだか3つあると。

 

――どこにあると?

切ったところ。

――そうですか。取り切れてなかったということですか。

そういうことなんですよ。

――へぇ。

「出たって、先生、ちゃんと切ったんでしょ」って。

――話が違う。(笑)

2回も切ったんでしょって。「いやいや、先生、出たって言ったって困るな。どうすればいいんですか」と言ったら「放射線をやろう」と。