診断時:70歳代後半

インタビュー時:診断から1年以内(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:

下↓の▶ボタンをクリックして音声を聞く事ができます。

 

大体正常に近くて、おしっこがなかなか出ないで、その治療をやられたときは苦しかったですね。

――麻酔をしてやるような治療でもなかったんですか。

5、6回それをやったんですが、1回だけ麻酔でやりましょうと。腰に麻酔薬を打って治療したんですね。その前に説明したときには、麻酔をかけるから何も痛くないよと言われたんですが、すごく痛かったんですよ。麻酔効いてなかったんじゃないかと思って。(笑)そういう治療がありました。

――治療としてはどうやるんですか。

私も気持ち悪くてあまり見ませんが、結局、長い針金のようなものを入れてやるんですね。

――尿道から?

尿道から。そして、中をどうするのか特別説明もなかったので。一度は半日ぐらい全然おしっこに行かなかったんですよ。病院にいて、待ち時間の間に。トイレに行きたいんですけれども、行っても全然出ないときがありました。そのときはびっくりしましたね。すぐ看護師さんに言ったら、それは大変だと。お医者さんに話してくれて、そしたら、またその針金のようなものを入れられて。そのときに量が非常に少なかったです。その後、現在は、年のせいもあると思いますけれども、若いときのように量は出ません。それでも苦しくなるとか、出ないとか、そういうことはないので何でもないですけど。がんよりはそっちのほうが大変でしたね。手術のときはそんな話は全然なかったんです。