診断時:60歳代後半

インタビュー時:診断から5年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:3世帯以上

備考:

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―では、友人であるとか同僚の方とかにも、自分はがんなんだという公表というか。

公表というよりも、わかっていますね。というのは、簡易保険、郵便局へ保険の請求をするときには診断書を持っていくでしょ。結局は、昔の後輩なんかが、あ、そうか、こういう病気でと。親戚はみんな知っています。周りは、がんのわりには元気だなと思っているでしょうけど。(笑)

――病気が病気じゃないですか。前立腺がんということで、知られたら困るとかというような気持ちにはなりませんでしたか。

いえ、特別。忙しいとも思いませんけれども、特別、おれはがんだとしゃべって歩くわけでもないんですけど、別に知られてどうということでもないなと。