診断時:60歳代前半

インタビュー時:診断から7年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:親子

備考:大腸がんも発病

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―4人部屋のほうに移って、やっぱり同じ部屋の人たちは同じ病気の人でしたか。

みんな大体同じ、「がん連盟だな」って笑いながら、あっちもがん、こっちもがん、一緒にいた人が1週間後にやるとか、心配で、「おい、どうだった?」って。「痛くて、痛くて大変だった」って冗談言ってましたけど。

――そこで結構、情報交換したり。

みんな情報があるわけさ。私が聞く前に手術した人は退院してしまって、私からずんずんみんな始まったわけです。だから、私が情報源になったわけです。わりとみんな、そういう深刻な人はだれもなかったですよ。今の医学ですから、死ぬ、生きるというあれでもないだろうし。それでも新聞を見ると、前立腺がんで死んだとか、三波春夫が前立腺がんで死んだとか、「死ぬ人もいるんだってよ」って話をしながらね。

――結構みんなで仲良くじゃないですけど、明るい感じで?

がん連盟でみんなやって。(笑)