診断時:50歳代後半

インタビュー時:診断から8年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:上十三地域

世帯状況:

備考:正確には子宮体がん 

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子宮の病気をしたということは、必ず外来受診のときには子宮を、婦人科は下を診てもらうわけですけども、それを自分で納得することがなかなかできなくて、診てもらうということがとても何か、診せられないという感じがあって。でも手術して、1回目に診てもらうときには、もうお手洗いに行けなかったですね。おしっこが出ないで1日過ごしたことがあったです。

 

受診したことによって、看護師さんに「なんぼ敏感な人なんだ」と言われたけども、意識しなくても体が反応するっていうか、下を診てもらったということで、これは病気だから診せなきゃいけない、病気だからって、自分に何度言い聞かせてきたものか。これは自分で診てもらって、検診してもらう分には、それが病気だからそこを診てもらわなければいけないというふうに今は思えるようになったけども、婦人科というのはやっぱり年を重ねても、なかなか思えないことです。

 

検診はそのとき1回だけだから。集団でやったときは、私は流れ作業式に、これって違うってそのときに思ったんです。嫌だと思ったんです。だから、婦人科は個人病院で検診を受けようと、そうしてやってきたんです。