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  • 病気と仕事・家事との両立

生活 / 病気と仕事・家事との両立

 

 ここでは子宮がんと共存しながらどのように仕事や家事と両立してきたのかについてご紹介します。

 

 インタビューでは、子宮がんが発見されたとき、すでに9名の人がご結婚され、なかには小学生以下のお子さんを育てていた人がいました。そのため、退院直後は主婦業や母親業に支障をきたし、夫や子どもに申し訳なさを感じていた人もいました。しかし、家族や親戚などの支援を受け、体力的に無理がないように工夫していました。

 

・子供たちがいるとなおさら、こうしてあげたい、ああしてあげたいというのがありますでしょ。自分の思うようにできないというのは、すごくつらかったですよ。(音声のみ)

 帰ってきて家事をするのにまずしんどいという感じ。自分では(家のことを)したくても体力がないから、いい加減なところでやめてしまう。それが、子供たちがいるとなおさら、こうしてあげたい、ああしてあげたいというのがありますでしょ。自分の思うようにできないというのは、すごくつらかったですよ。

 

・重労働の仕事も何もないし、普段の家事ですよね。でも、1カ月くらいほとんど何もしないで、大事にされました 。(40歳代前半・女性)

 

 

 仕事に就いていた人は、病気になったとき、職場へどのように伝えたらよいのか悩んでいる人がいました。しかし職場の理解や配慮があり、退院後の仕事復帰は、体力や体調にあわせて徐々に身体を慣らしながら社会復帰していました。なかには、抗がん剤治療と仕事を両立していた人がいました。

 

・「いや、実はちょっとお休みをいただきたいんです」と恐る恐る聞いたら、「ああ、いいですよ」とお休みをもらえたんですよ。(50歳代前半・女性)

 

・初めは(病気のことは)内緒にしておいたんですよ。でも、さすがに手術をするときは、言わないと休みが取れないから 。(50歳代後半・女性)

 

・身体を慣らしなさいと言われて、3~4日間は半日くらいで帰って、次からは普通に働けるようになりました。(40歳代後半・女性) 

 

 

 なかには、医師の勧めやこれ以上病気を悪化させないように、仕事継続の意思があっても、退職した人がいました。手記からは、自分の意思と反して、治療の継続を理由に解雇されたという内容が記されていました。

 

・入院、検査をしているときはやめるとも何も届けなかったけども、自然にこうやっているうちに、最後に手続きをしてやめました。病気が病気だからやむを得なくやめました。(50歳代前半・女性)

 

・頑張って働きますといっても、やっぱり病気も悪化させるし、だから思い切って仕事を辞めた。(50歳代後半・女性)

 

・これ(仕事)を辞めなければこの病気はクリアできない、また再び(病気に)なると思って、辞めた。(50歳代後半・女性)

 

・社長は自分もがんであると言い、私の闘病に対しても励ましてくれましたが、最終的には2月末で解雇されました。(手記より)

 病気と入院の件を社長に報告したとき、社長は自分も胆癌がんであると言い、私の闘病に対しても励ましてくれましたが、最終的には2月末で解雇されました。

 その経過は次に述べる様なものです。1月29日になり、会社へは月末までの予定と話していた入院が、今後の抗がん剤治療で2週間の入院が更に3回必要になる旨説明する手紙を病院から書き送りました。退院後は一日も早く職場復帰したいという希望とお願いも書きました。ところが、それを受け取った会社はlヶ月前解雇通知にギリギリ間に合うと思ったのでしょう。私が不在の家に、 1月31日に解雇通知を持ち込んだようなのです。解雇通知には日付も社印もなく、有効性が全く怪しい文書でした。もともと福利厚生に関して法令遵守とは言い難い会社でしたし、入院中でしかも1月30日の抗がん剤投与で具合悪くなっている自分には、反論の機会も体力もなく、その通知を甘んじて受け入れるしかありませんでした。2回目の抗がん剤の入院前に、会社に顔を出しあいさつや退職の手続きについて話しました。2月末には退院するので、2月末以降に提出する離職票などにサインをする為に、3月頭に再度来社する旨を伝えました。しかしながら、3月になって会社に連絡し、指定された日に来社してみると、離職票は既に提出され、解雇の理由である就業規則とやらを一度も提示されることもなく、辞めたことになっていました。これも不当な扱いなのではないでしょうか。その会社への在籍は7ヶ月ありましたが、就労日数を満たしていたのは5ヶ月しかないとのことで、雇用保険も出ない結果になったのは重ね重ね残念なことでした。

 

 

 自己の体調と相談しながら長年主婦業を行なってきたことで自分の役割を果たし、自信を取り戻した人もいました。退職した人のなかには、家族と過ごす時間や患者会に参加する時間ができたことに喜びを感じていた人もいました。

 

・うちのことを一切やっているから感謝されています。やらなくなると、何か寂しくなる(40歳代前半・女性)

 

 

 一方で、新たに仕事を始めた人や運転免許書の習得など新しいものに挑戦した人もいました。

 

・5年たってなかったので、だから、ちょっとアルバイトに出ようかなと思って先生に聞いたんです(30歳代後半・女性) 

 

・もう(運転免許は)取れないと思って、本当に1回やめたんですよ。でも頑張って運転免許も取りました。(40歳代前半・女性)

 

 

1 重労働の仕事も何もないし、普段の家事ですよね。でも、1カ月くらいほとんど何もしないで、大事にされました 。 2016.02.12
2 「いや、実はちょっとお休みをいただきたいんです」と恐る恐る聞いたら、「ああ、いいですよ」とお休みをもらえたんですよ。 2016.02.12
3 初めは(病気のことは)内緒にしておいたんですよ。でも、さすがに手術をするときは、言わないと休みが取れないから 。 2016.02.12
4 身体を慣らしなさいと言われて、3~4日間は半日くらいで帰って、そして次からは普通に働けるようになりました。 2016.02.12
5 入院、検査をしているときはやめるとも何も届けなかったけども、自然にこうやっているうちに、最後に手続きをしてやめました。病気が病気だからやむを得なくやめましたけど。 2016.02.12
6 頑張って働きますといっても、やっぱり病気も悪化させるし、だから思い切って仕事を辞めた。 2016.02.12
7 これ(仕事)を辞めなければこの病気はクリアできない、また再び(病気に)なると思って、辞めた。 2016.02.12
8 うちのことを一切やっているから感謝されています。やらなくなると、何か寂しくなる 2016.02.12
9 5年たってなかったので、だから、ちょっとアルバイトに出ようかなと思って先生に聞いたんです 2016.02.12
10 もう(運転免許は)取れないと思って、本当に1回やめたんですよ。でも頑張って運転免許も取りました。 2016.02.12

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アイコン葉青森県健康福祉部 がん・生活習慣病対策課

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