診断時:50歳代前半

インタビュー時:診断から13年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:上十三地域

世帯状況:

備考: 

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迷わなかったんですよ。今のうちだったら治るって先生に言われたものだから、それを信じて行ったものだから、全然、心配はしなかったんです。

 

先生を信用するしか、信じるしかないからね。でも、何回も痛い思いをするよりは一回に取ってしまったほうがいいんじゃないかなと思って、「はい、いいです」って言ったんです。

 

ちょうど、そのときは、私が手術するときは、E病院で、おなかを切らないで、注射器を入れて、悪いところを取るという手術を始めていますということを書いたものがありましたよ。「そっちのほうでやってもいいんだよ」と言われたけども、「これはずっと前からやっているんですか」って聞いたら、「今始まったばかりです」って言われたもので、ちょっと心配で、「じゃあ、普通におなかを切ってもいいです」って言って手術したんです。

 

そのときのE病院の先生の説明では、がんが活動しないときは進まないけれど、活動し始めると、すごくどんどんと活動するから、あまり置かないほうがいい、早く見つかったんだから、置くと、またどんどん大きくなるからと言われて、お正月間もなくしました。

 

歳だから残さなくてもいいんだって。

卵巣はなくてもいいんだから、後で再発して苦労をするよりは、何年かはちょっとバランスが崩れて、体の調子が悪いかもしれないけども、それを乗り越えれば後で、「ああ、良かった」と思うんだから、心配しなくてもいいから、今のうちに、悪くならないうちに、ついでに取ったほうがいいって言われたんです。