診断時:50歳代前半

インタビュー時:診断から7年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:上十三地域

世帯状況:親子

備考:正確には子宮頸がん 

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手術室に入ったのが全然わからないものね。

 

背骨に注射を打って、麻酔を打って、何カ所も注射を打ったんですよ。前の日から、検査したり、注射したり、物は全然食われないんだものね。水ならいいって言ってたかな。とにかく食われないというのもあるし、背骨に注射を打ったときはつらかったな。痛かった。背中を丸くして、背骨に打つんだものね。(あとは)全然覚えていないです。

 

目を開けて、病室に来るまで全然、どうやったのもこうやったのもわからない。患者の人が「何も知らないうちに終わって来るすけ(終わって来るから)、何も怖くね(何も怖くないよ)。わもやったすけ、何も大丈夫だ、寝てるうちに終わるすけ(私もやったから、何も大丈夫だ、寝ているうちに終わるから)」って。終わって目を開けたら、あ、生きて帰って来たって思いました。