診断時:40歳代後半

インタビュー時:診断から18年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:八戸地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:正確には子宮体がん、乳がんも発病 

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切った痛みとかは何とか耐えて、痛い痛いと言いながらも耐えてきたけども、あの吐き気のつらさはやってみなきゃ、だれでも1度や2度は具合が悪くて、風邪とかで吐いたということはあっても、それは一過性のもので、1週間も10日も続くとなれば本当に何も、飲むもできないそれが(笑)やっぱり食べるの、食べられないというと人間はダメですね。

 

元の体に戻るのに、体重が、42~43キログラムが、今大体ベストで保っているんですけども、食べることができなくて抗がん剤で参っているときは39キロ以下まで落ちましたものね。何も結局食べれないから。全然、結局何も体の中に取り入れることができないという状況が最終的に続いたもので、フラフラの状態ですものね。歩くこともできないで、40キログラムは完全に切って、39キログラムまで下がっていました。

 

抗がん剤を1回点滴してから帰りましょう、退院していいですよと言って点滴しましたけど、退院する当日も吐き気が始まってたんだけど、何とか耐えて家に帰りましたけども、それからというもの(が大変でした)。

 

娘は手術前に抗がん剤を点滴して、がんを少し小さくしてからということで何回か投与を受けてから手術をしたので、吐き気とかそういうので3日くらいひどい感じで、あとはだんだんに良くなってくるというようなことを言っていましたので、がんの種類が違うのでいろいろな状況があるでしょうけども、でも、私の場合は1週間しようが、吐き気というのが、吐き気止めを飲んでも吐き気が全然治まらなくて、食べ物は口にできない、飲み物、水分だけは摂りなさいと言われて、水分摂っても全部吐いて、それこそ胃液が戻ってくるような状況になって、そして退院してから1回目に病院に来てくださいという日があったので、行くのに初めて車椅子に乗りました。歩けない状態で、全然、胃の中に内容物が残らない状況まで吐き気をもよおしたので、身体がもう寝ててもだめ、座ってもだめ、体がどうにもできなかったです。これではこの抗がん剤で死んじゃうかもしれないと思ったんです。いや~だめだと思って、3回と言われた抗がん剤を1回でやめました。