診断時:50歳代前半

インタビュー時:診断から7年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:上十三地域

世帯状況:親子

備考:正確には子宮頸がん 

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きついどころか、吐き気がすると物が食えなくなります。40キログラムそこそこだったかな。だから、言われましたよ。看護師さんにも先生にも、自分の好きな物を食べてもいいし、飲んでもいいと。でも口が、身体が寄せつけないんだもの。

 

晩ご飯とか、昼食の時間になると、ご飯の臭いが嫌でした。吐きたいのがここまで来ているんだけども、吐けなくて、ご飯が食えなくて、看護師さんに笑われました。「ご飯が食えないなんて、妊婦さんと同じだね」と、言われました。ご飯だけが食えなくて、あとは全部食べれたんですよ。おかずとか、味噌汁とかは食べれるんだけども、ご飯が食べれなくて、臭いが嫌で、戻しはしないけども、喉のところまで来ました。ご飯だけです。看護師さんが「おにぎりでもいいよ」と言うので、おにぎりにしてもらって食べたんですけども、それだったら食えたんですよ。(笑)

 

抗がん剤をやめて物が食えるようになったら、体重が戻ってきて、食べれないというのが一番つらいですよ。