診断時:50歳代前半

インタビュー時:診断から13年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:上十三地域

世帯状況:

備考:

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友達にもいろいろあってね。友達でもやっぱり、経験していないといろいろなことを、気になるようなことをパッと言われたりもしましたよ。気になることを言われて泣いたこともありますよ。子宮がんって、友達だから言ったのかもしれないけども、やりすぎが子宮がんになるって言われたこともあります。そのときはどういう意味で言うのかなと思って、結婚している人はみな同じじゃないかと思っていたけども、私はそのときは何も言葉を返せなくて、悩んでいたんですよ。

 

こういうことを言われたって家族にも言えないし、本当に病気をした人にしか言えないことですよね。それは私も気持ちが引っかかって、もう、いつも気にはしていたんです。

 

やっぱり、病気をしてない人には言ってもわからないから、勝手なことや人を傷つけるようなことも言うでしょう。友達に言われたのが悔しかったんですよ。だれも言葉が出なかった。すごいことを言うもんだと思って、言葉に出なかったって、その友達たちが私に言ってくれたんです。私もそのときは何も言葉が出なくて、頭が真っ白だったんだけども、あんたたちもそう思ったかって、友達に聞いたんです。私たちが何か言えばあんたも助かったかもしれないけれども、そのときは何も言葉が浮かばなかったって、今も親しい友達が言ってくれる。