診断時:60歳代前半

インタビュー時:診断から7年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:八戸地域

世帯状況:親子

備考:正確には子宮体がん 

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一生、この病気とは、忘れないで付き合っていかないといけないでしょ。だから、今一番不安なのは、転移とか再発とか、これは常に、どこかが痛くなると、来たかなと思うわけです。これはみんな同じだと思いますよね。普通の病気ではないからね。また来たかと。(笑)

 

結局、いろいろなところのがん検診をしますでしょ。健診センターでもう一度調べてくださいと、2~3年前に大腸に潜血あると来たんですね。そのときに、ああ、そうか、直腸のところにポリープがあって、1つあれだったからな。やっぱりその辺に名残がまだあって、そこから再発したのかなと思ってね。カメラを飲みましたけれども、大丈夫でしたが、絶えずそういうふうなのが吹っ切れないですね。常に頭のどこかに、それが恐怖。だって、どこかにあったということは、がんでない人に比べれば、なりやすいですものね。そうじゃないんですか、わからないですけど。

 

必ずイコールで結びつけるんですよ。悪い癖かもわからないけど、まだ不安に、先ほど言ったように、人混みに行っても大丈夫だしというのが頭にあるんだけど、何かの病気がポッと出てくると、イコールで最悪のことを考える。これは死ぬまでそう思うんじゃないかなと思います。なかなか吹っ切れない。