診断時:50歳代前半

インタビュー時:診断から4年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:八戸地域

世帯状況:親子

備考:正確には子宮体がん 

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正しい死生観を持つという本もありまして、そうだよなと。人間なんて大きい宇宙から見たら本当にちっぽけなものだし、いつ死ぬかわかりませんけれども、宇宙旅行に出掛けていくのだと思えば、遺族の方たちもそんな悲しまないで済むという内容がありまして、そうだなと。考え方をちょっと変えれば、がんで死ぬかもしれないし、交通事故で死ぬかもしれないし、人間わかりませんからね。考え方ひとつだよなと思って。

 

自分で前向きに、50歳で、あのときはまだ子供も一人も結婚していませんし、孫の顔も見てないで死なれないと思って、まして私、4人兄弟の末っ子でしたし、姉が6歳も離れた末の妹に、万が一死なれれば大変だというのもあったみたいで、そういう姉の様子も私もわかりましたし、こういうのは順番じゃないとね。親を看取って、兄弟も順番にいかないと。70歳で死ぬのも、もったいないですよね。今どき皆さんお若いですからね。ピンピンコロリで、死ぬまでピンピンしてコロリと死にたいから。