診断時:40歳代後半

インタビュー時:診断から18年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:八戸地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:正確には子宮体がん、乳がんも発病 

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手術してもお仕事もできるし、食べるのも普通に食べられるし、元気で。寝ている生活じゃないですから、恵まれているかなと思って生活しています。

 

私は…年齢が若くなかったから良かったなと、今思います。 もう今となっては仕方がないから、子宮のほうをやるにしても若くないから良かったと思います。若いときにこっち(胸)が残ってて、今、逆に、こっち(子宮)を全部取りますだったら、また考え方が、自分の人生が、考え方、変わっていたかもわからないです。

 

若いときに取っちゃって、今こっち(胸)側が残っていられるということは、年がいってからだったら自分自身でもっと許せたのかな、自分でと、受け入れがもっと早かったのかなと思います。やっぱりまだ、本当には受け入れられていない自分がいるんですね。そこにはね、どうしても女性として。そこにないということが嫌なことなんですよね、きっとね。