診断時:40歳代後半 インタビュー時:診断から18年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:八戸地域 世帯状況:夫婦のみ 備考:正確には子宮体がん、乳がんも発病 |
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もし、がんの方で悩んでいる方がいたら、知ってほしい面がすごくあります。今日来ているお友達の中でもやっぱり、この会は何なのか、自分はがんだけども、一人でかなり悩んでいて、ある機会に知り合うことができて入られた方がいるもので、すごく元気になられてるので。自分がそうだったように、「ああ、良かったな」と思える部分が本当にすごくあります。
個人、一人ではどうにもできなくても、情報を提供できるのが。今は、でも結構ありますよね、新聞でもありますし、テレビでもやっていますし、いろいろなそういうのが結構あるから。
若い方でもがんになる方が結構増えてきているので、乳がんなんかは、本当に若い方がいっぱいいますものね。会に入りたくない人というのも、自分の中で自分だけでいいという人もいると思うけども、やっぱり、知らないより知ったほうがいいですし、心の回復のためにグループに入ってみるのもすごく、人によっては嫌だと言う人もいるけども、「ああ、良かった」と言う方もやっぱりいるんじゃないかなと思います。
だから、「A患者会」だけじゃなくて、世の中にはいっぱいいろいろな会があります。私たちがこの会で、全国大会とかに行ってもいろいろな県の方とお会いすることがあって、地区や県によって名称がいろいろと違いますけれども、そういう会に入って来られて良かったという方で、お話を聞くのが私もうれしいんですよ。
だから、悩みは一人では解決できない場合もありますから、何か、情報をそういうところから得て、立ち直っていくのもいいと思います。傷と闘うのも本人ですけども、心と闘うのもまた本人ですから、一緒に良くなっていく方法を見つけられたらいいんじゃないかなと思いますね。