診断時:50歳代前半

インタビュー時:診断から4年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:八戸地域

世帯状況:親子

備考:正確には子宮体がん 

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手術してからは、親しい同級生にも「言ってもいいよ」と言って、ほとんどの同級生は、私が病気だということは知っています。自分で言った人もいますしね。

 

本にも書いてあったんですけれども、がんになったことをみんなに知らせようと。がんの治療は、隠してはできない。確かにそうですよね。地元の病院に通院していれば、だれかれに会いますよ。同級生に会ったり。だから、私も言いますもん。

 

まして50代になれば、病気をしていない人はいないですしね。お互い気をつけようということで。小中の同級会は年に1回やっているんですけれども、今年もやったんですけれども、大概の人は知っていますね。

 

それこそ脱毛して、かつらをかぶれば外見上、だれが見てもわかることでしたけれども、職場では当然、「Mさん、何カ月も休んで何だったの?」という話になるじゃないですか。何人かは知っている人がいて、その人たちから話が広まっていくよりも、自分で言ったほうがいいなと思って。

 

別に悪いことをしているわけじゃないですし、そういう感じですね。変なことを言われるよりだったら、尾びれとか何かがついて、変な言い方になるよりは、自分で言って、ああ、そうだったのかとわかってもらったほうがすっきりさっぱりしていいなと。