診断時:30歳代後半

インタビュー時:診断から31年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:上十三地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:正確には子宮頸がん 

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私は本当にがんというのが嫌だったものね。がんと言えば明るくないでしょう。本当に隠しっぱなしだったんです。

 

絶対と(秘密にと)思っても、やっぱり何カ月もいればわかるんですよ。チョロチョロとお見舞いの人も来てくれたし、でも本当のお友達というのは、病院に来ても「あんたのところに来たんじゃなくて、ちょっと知り合いがいたから、ついでに寄ったんだ、顔を見に来た」と言って来てくれましたよ。

 

だから、病気をして一番わかったのは、やっぱり本当に人の気持ちというのが読めるということですね。いたわりとか、人の悪口は言わないわけじゃないけども、やっぱり、困った人とか、病気している人には絶対に言わないです。悪い人でも悪いとは言いません。