診断時:30歳代後半

インタビュー時:診断から31年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:上十三地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:正確には子宮頸がん 

下↓の▶ボタンをクリックして音声を聞く事ができます。

 

病気をした人はやっぱり、何を言われるかってすごく心配じゃないかな。でも、病気をして良かったこともありますよ。こうしてみんなと一緒になって、会員さんたちもみんな、やっぱり病気をして良かったこともあると、みんなと会って、楽しいときもあるからと言ってくれればすごくうれしいですよね。

 

私は会に入って、最初は嫌だから入らなかったけども、がんというので絶対に行きたくないと言っていたけども、青森県のほうに入って、全国のに入って、今は私の生き甲斐です。

 

でも、仕方がないね。自分たちで頑張ってやるしかないし、私たちで頑張ってやっているんだけども、青森のセンターが何でも応援してくれるから、それで助かっています。困ったこともあるし、楽しいこともあったけども、病気をして本当は良くないんだけども、良かったのは、わがままも治ってきたんじゃないかと言われますね。

 

人の痛みが徐々に、病気は1回で治るわけじゃないでしょう。何回も検査とか何をするとかありますから、そのたびにあっちがおかしかった、腫瘍マーカーが上がった、下がった、落ち着いたと言って何年も繰り返してきてるわけです。痛みがわかるようになって、わがままは言わないし、人の話を聞く耳をいくらか持ったと自分で自負しています。