一言でも自分を見てもらいたいという人は多いですよ。そういう人たちをどういうふうにして中に入れて、自分の言いたいことを言わせるかというのは大事なことだと思います。

だから、去年あたりから「がんを語る会」、年に２回しかできないですけれども、それをやったり、タオル帽子の講習会をやったりして、いろんな人と接するようにしていますけれども、今までの古い会員さんたち、隠れ家という呼び方をしているんですが、私の手料理で１日おしゃべりしようというのはずっと続いています。それは私も大好き。

来月も今度、「おいしく食べてがんに勝とう」という料理講習会があるんですよ。「誰がこんなこと決めたの？」と言ったら、若い人たちが「先生を知ってるからやりましょう」と。「じゃあ、私は新聞社に出して来よう」と。「内容はどうなんですか」と言ったから「先生に会ってこれからまた連絡します」と帰ってきましたけどね。

「何を作るか」と楽しみじゃないですか。それによって、「あ、これを食べたら元気になったよ」と言えたらおもしろいと思いますものね。そういうのを知ってて、こういう体にいいものを食べる会を開きますとやったらおもしろいかなとか。