診断時:50歳代後半 インタビュー時:診断から8年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:上十三地域 世帯状況: 備考:正確には子宮体がん |
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この病気をして、時を経てから、出血があったんですと言っているのに、そのときに体がんも、子宮がん検診と、体がんの検診の仕方が別だっていうでしょう。何でそれも診てくれなかったのかな、と残念だと思ったけども、体がん検診はしてくれなかったんです。出血がありましたって言っても。
不服を言えば、どうして私が出血したと言ったときに、そのときに体がんの検診も、先生がしてくれなかったのだろうと思って。いくら名医であってもやっぱり、確かにお医者さんというのは100パーセント落ち度はないとは思っていますけども、やはり、そのときに私が診てもらえる運を持っていなかったと。恨むんじゃなくて、私自身がそういうふうな運しかなかったのだって。
でも、私はリウマチも先生と一緒に闘ってクリアしてきたし、またここで先生にわからないことは聞いて、そして一緒にやっていけば、多分クリアしていけるんだろうと。
「先生、私、体がんだそうです」と内科の先生に伝えたときに、先生が怒りました。前にちゃんと診てもらっているじゃないかって。でも、そのときには、婦人科の先生は体がんの検診はしてくれなかったわけです。だから、それがひたすら一つには残念。そのときにわかっていたら、もちろん手術はしなければいけなかったかもしれないけども、化学療法まではいかないで済んだでしょうし。
でも、逆に私はそれを、病気をして、その後に、どうして体がんというのは別だっていうのなら、そのときに診てくれたらよかったのに。私はがんや、細胞を取るのが上手な先生に診てもらったみたいなんですが、だから、すごくラッキーだったけども、どうしてそういう先生でも伝えたことがそう思えなかったのか、忙しくて聞いていなかったか何だかわからないけども。そこは私が運が悪かったんだろうなと思っています。