診断時:60歳代前半

インタビュー時:診断から3年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:親子

備考:正確には直腸がん、再発肺転移 

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――体調が悪いなとか、何かおかしいなと思ってから、おそらく病院に行かれて……そうじゃなかった?

 

そうじゃないんですよ。私は見つかったのが、再就職して健康診断の便検査で潜血がありますよと。腸を精密検査してくださいと。精密検査をして、(がんが)直腸、肛門の近くにありますよということで見つかったんです。

 

――その前は何か?

 

その前は全然、何の兆候もなく暮らしていました。検便で精密検査ということで、この直腸がんが見つかったんです。

 

――以前、お仕事をしていたときとか、健康診断を受けていらっしゃった?

 

1年前も、実は便潜血が認められたわけなんです。だけども、開業医のところへ持っていったら、異常ありませんという結果であったんです。ところが、2回目、今度、本当に(精密検査を)やったかどうかという結果を報告する用紙が入って、のりづけされてきたのがあったんです。

 

――それはどこから?

 

健診センターというか。更に、精密検査をやらなければだめでしょう。開業医に行って相談したら、腸の検査をして、見つけてもらったという形です。だから、見つかる前は全然、自分では自覚症状はありませんでした。普通に仕事してました。