診断時:60歳代後半

インタビュー時:診断から1年(2009年)

性別:女性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:夫婦のみ

備考:多発肝転移 

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モニターをずっと見て、先生が追って行って、「ここだ」と言ったから、「先生どこですか」と言ったら、「場所が一番奥だ」と言ったんです。一番奥ということは、小腸と上行結腸のちょうどつながる場所みたいだったんです。自分ながらにもあの大きさはびっくりしました。

 

――どのくらいの大きさだったんですか?

 

結局、ふさがる感じだったんです。

 

――ふさがる感じ

 

はい。大腸がこういう感じ(手で大きさを説明して下さる)で大きくなってて、こうなるまでに特に前兆というか、多分、私がいろいろと見逃したんですね。だって、ガンが大きくなっていれば、いろいろと便潜血とか、そういうのがあると思うんですけども、今は水洗トイレだから、なかなか見ていないんですよ。だから、見逃したんですね。