診断時:50歳代前半 インタビュー時:診断から3年(2009年) 性別:女性 保健医療圏:青森地域 世帯状況: 備考:肝臓がんも発病 |
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おかしいなと思ったのは、具体的にひどくおかしくなったのは、2006年7月です。腹痛が起きて、いつも行っている内科に行ったら、風邪だろうと言われて、点滴を受けたら痛みが治まったのでよしとして、(最初の腹痛から)1週間後の土曜日の夜、また腹痛が起きてきて、その病院が休みだったので違う病院に行ったら、エコーを撮ったほうがいいと言われて、ほかの病院は休みなので、月曜日の朝一に行ったほうがいいと。
紹介されたクリニックに行ったら、即、F病院かA病院に行きなさいと言われて、行ったんですけれども今にして思えば、腹痛が起きる2週間くらい前に、便が細くなったりとかというのはちょっとあったんですよね。
――7月の半ばくらい?
そうですね。その2~3年前から体調がちょっとすっきりしないというか、頭痛とか、缶ビールを1本飲んで吐き気がしたりというのがあったりしたんだけれども、いろんな病院にも行ったんだけど、そのときは大腸がんというよりも、血圧が高いとか言われたりして、更年期障害なのかなと思って、そう思い込んじゃってたんですよね。そういう経緯はあります。
――2~3年前から、どことなく体調が。
そう。いろんな病院には行ったんですけれども、なかなか大腸がんまではたどり着かなくて、会社でも春と秋の健診はしてたんだけど、自分で便秘になったりするから、便潜血検査を受けてなかったんですよ。食べ物とかも結構気をつけて、野菜とかいっぱいとってたので、大腸ということはないだろうと自分の中で勝手に思っちゃってて。健診は受けてたんだけど、便は受けてなかった。
――その日に便を持っていかなきゃいけないから、便秘がちだとなかなか出せないということで。
うん。おっくう、(検便に出すのは)面倒かなということで、それもありましたね。