診断時:50歳代前半

インタビュー時:診断から1年(2009年)

性別:男性   保健医療圏:青森地域

世帯状況:3世帯以上

備考:正確には直腸がん 

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最初は、去年の6月ですが、ちょっとお腹が痛いのが1カ月くらい続いたんです。それで、これはと思いまして、町中の前に行ったことのある普通の病院に行ったんです。D病院というんですけども、自宅から一番近いところなんです。そうしましたら、10時ころに行ったんですけども、日曜日だったのですが、日曜日でもやっている病院だったものですから、診てもらいましたら、「これはちょっと、こちらでは難しいよ」と。

 

――もう、そのときに。

 

ええ。難しい、手に負えないということでした。

それで、紹介状を書いていただきまして、A病院の救急のほうに行きました。

そうしましたら、即、手術しなければいけないと言われました。

 

――そのときに?

 

はい。何か、汚物が腸から出ちゃっているような、散らばっているような話を聞いたんです。そのままにしておくと腹膜炎みたいになっちゃうという話を聞いたんです。それで、ちょっと痛くなっているんじゃないかということでした。

 

――こんなふうになったときの気持ちというか、どうでしたか?

 

やっぱり、どこか悪いんじゃないかというのは自分でもわかりますので、(痛みが1カ月)続いてましたから、その前からある程度わかっていたものですから。

 

――どんなふうに?

 

少し、顔がやせてきたというか。

 

――いつ頃ですか、やせたというのは。

 

6カ月くらい前から除々にやせて、6カ月くらい前に、試験場に免許の更新に行きまして、写真を撮りますよね。やっぱり、やせたのがはっきりわかった感じがしましたね。

 

――じゃあ、6カ月くらい前にも、何となく自分がやせてきていると。

 

自分では認識しているんですが、たまたま、違う仕事でいろいろありまして、それを解決してから、ゆっくり病院に行こうとは思っていたんです。

 

――じゃあ、このときは結構、仕事も忙しくて、ストレスも。

 

いろいろ、ごちゃごちゃした仕事だったものですから。

 

――やせて、痛みが出たのはどのくらいなんですか?

 

痛みが出たのは、痛くなったと感じたのは1カ月前くらいからですかね。ちょうど4月に仕事のけじめがつきましたので、これから行こうと。

 

――そうですか。変だなと思って病院に行ったら、やっぱりそうかと。何となく自分としては、やっぱりと……。

 

まさか、こうなっているとは思いませんでしたけども。

 

――予想外にちょっと大き過ぎたという感じですかね。

 

検査して、ちょっとしたあれ(治療)で治るんじゃないかと思って、検査して、それから処置だなと思っていました。